「Nikon Zf発売記念!Zシリーズフォトコンテスト」

結果発表

総評

Nikon Zfの発売を記念した今回のフォトコンテスト。期間中の応募枚数は約4400枚となり、Nikon Zシリーズならではの高解像な描写力、そして自然な色味が際立つ作品を数多く拝見させていただきました。全体的に秋・冬に撮影された作品が多く、ネイチャーフォトや動物、野鳥を被写体とした作品が多い傾向がみられポートレート撮影やお祭り等人物系の作品は少ない印象を受けました。またNikon Zfでのご投稿は発売後の供給不足の影響もあり約750枚のご投稿、カメラのキャラクターも大きく作品の傾向として現れ、「NIKKOR Z 40mm F2」単焦点レンズと組み合わせたスナップ作品の投稿が多い傾向が見られました。上位に入った作品は、Nikonならではの色再現や解像感を上手に活かしつつインパクトのあるイメージ力が強い作品が多く選ばれ、じっくりと被写体と向き合い構図を考えられた作品が入賞いたしました。

受賞作品紹介

グランプリ

グランプリ「夏の残り香」
BUSTER さん

美しい青空と夏を感じる壮大な白い雲。夏の雲から晩夏に移っている気配を感じ、名残惜しそうに見上げる女性も白い衣装の裾をなびかせた爽やかな写真。彼女はこのとき何を感じているのか、そして目をそらすとふっといなくなってしまいそうな儚さも感じ取ることができます。水面と鏡像写真の場合、画面を二等分したりすることが多いですが、空比重を大きくすることで雲の存在感を際立たせ、ニコンが誇る超広角レンズの圧倒的な描写力を活かした作品に仕上がっています。

ニコン賞

準グランプリ 「チャーミング」
Over826 さん

フレームに収まりきない大胆な構図でとてもインパクトがあり、数ある作品の中から目に留まりました。細かな毛並みをアンダーな露出で迫力を出し、ニッコールレンズの解像力と、その描写力を最大限に引き出すZ8の凄みを写真から感じることができます。そしてウィンクしているようなライオンの表情につけられたタイトル「チャーミング」は言い得て妙だなと思いました。まるで強面の俳優が三枚目の役を演じているような面白さがあり、百獣の王と呼ばれたライオンの意外な一面を見せられたような気持ちです。この機材と作者の構成力、そして上手にタイミングを捉えたことで生まれた素晴らしい作品だと思います。

ニコン賞

準グランプリ 「Homra」
Marutake さん

伝統ある日本の祭りをモノクロで表現。立ち上る炎の迫力と、それに立ち向かう神男の勇敢な姿が圧倒的な一枚です。通常ならば赤を強調するような写真に仕上げてしまいそうですが、モノクロームにすることで勢いを増す炎の表情や無数に舞い上がる火の粉、それらと必死に戦う神男の情景をストレートに伝えてくれています。写実絵画のように細部まで描かれた本作品はNIKKOR Z 24-120mmの凄みを十分に感じさせる説得力があり、写真と機材の魅力が伝わる作品だと思いました。また、写真データ上で焦点距離91mmと記載がありましたので相当な暑さに耐えながらの撮影だったと思います。作者側の気迫も感じられる素晴らしい作品です。

ニコン賞

Zf 賞 「雨の仲通り」
ひださん さん

雨でしっとりと濡れたアスファルトにはブティックの照明が美しく輝く。その中をハイヒールで通り過ぎる、傘を差した女性をとらえた絵画的な構図が印象的な一枚です。 周囲の影はまるで黒い額縁のよう、女性の青い傘がアクセントになり、奥まで作品を覗きこむとそこには反対方向を向いた女性の姿。お店の外と中での異なる世界を1枚に捉えるのは、ストリートスナップの醍醐味。正方形に感じさせるそのフォーマットと奥行きを感じるその表現に魅力される作品。小型の単焦点レンズだからこそ目立たず、そっと一瞬と向き合うそのシーンを捉えられたことでしょう。

審査員紹介

プロフィール写真
審査員
Y・K
好きな写真家はクーデルカ、 アーウィットなど。過去にグループ展や個展を多数 経験。現在愛用しているカメラはLeica Q2。 休日は常にカメラを持ち歩き、子供を中心に撮影。写真集も趣味としてコレクションしている。
プロフィール写真
審査員
H・T
好きな写真家は赤山シュウ氏。高校、大学は写真部で活動。数年前まではNikon D4やD5で作品作りに励んでいたが、子どもが生まれてからは軽量化を図り、今はZ 7やZ fで家族の写真を撮っている。ニコンクイズグランプリの優勝歴あり。
プロフィール写真
審査員
R・Y
好きな写真家は鬼海弘雄氏。家族で所有していたFUJIFILM TIARAで写真の愉しさに目覚め、13歳の時にNikon FM10を購入。FUJIFILM、Leicaを中心に様々なカメラを乗り継ぎ、スナップや祭り、自動車の撮影を主に愉しんでいる。

プロフィール写真
審査員
Y・H
フォトプレビューサイト『KASYAPA』の撮影・運営に10年以上携わり、新製品やライカ製品などの執筆したレポート記事数は400を超える。現在はYouTubeチャンネルの運営・出演を担当。過去に第37回 日本写真家協会JPS展 入選、その他複数のフォトコンテストで入選経験あり。

募集要項

コンテスト名 「Nikon Zf発売記念!Zシリーズフォトコンテスト」
募集テーマ Zシリーズカメラ フルサイズ・APS-C問わず Zマウントレンズで撮影された写真
受付期間 2023/11/6(月)~2024/3/31(日)終了しました
参加方法 無料会員登録後、EPトップページから写真投稿(アップロード→写真編集)してください。
ご投稿だけでご参加となります。 Zf賞は「Zf」で撮影された作品に限定となります。
参加条件 ご参加には会員登録が必要です。会員登録はトップページ上部よりお手続きができます。参加枚数に制限はありません。複数写真での参加が可能です。Zシリーズカメラ フルサイズ・APS-C問わず Zマウントレンズで撮影された写真が審査対象です。
審査方法 全投稿作品からマップカメラスタッフが選考を行い、受賞作品を決定致します。
賞・賞品 グランプリ:1作品 20,000ポイント
準グランプリ:2作品 5,000ポイント
Zf 賞:ニコンカレッジ受講ご招待 1名様
結果発表 受賞発表は、EP公式XFacebookInstagramと、当ページで2024年5月下旬頃行う予定です。
フォトコンテストを他にも開催中です!
エビフォト
アップロード総数の制限がありません。気にせずにアップロードしてお楽しみ頂けます。登録無料・容量無制限の写真共有サイトです。
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受賞者様への連絡について

受賞者様にメールでお知らせ致します。シュッピンポイントの付与に一週間程度時間を頂く場合が ございます。ご了承ください。 ※ポイントの付与には、シュッピン会員登録が必要です。ご登録確認が一定期間取れない場合は無効となります。ご了承ください。

参加規約について

EVERYBODY×
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コンテストについて

参加者に予告なしに応募期間や賞品内容の変更をする場合がございます。あらかじめご了承ください。

主催:シュッピン株式会社

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